ママの体験シェア会を開催しています。
オンライン開催なので全国どこからでもご参加いただけます。
みんなのアイマイミー
那覇市新都心を拠点とする「みんなのアイマイミー」
孤育てを無くすため、講座や運動不足解消のイベント、子育てママの学校を行いながら、ママが学び交流できる場づくりをする団体。
こんな活動をしてきました
2021年7月7日に活動を開始。2024年で3年目となる。
2023、2024年度は『なは市民活動支援事業』の補助事業として採択された。
2023年は産後鬱になりやすい時期に人と話せる機会を作るため、リアルとオンラインで講座を同時開催。運動不足解消の首里城周辺や栄町のパワースポット巡りも行った。
2024年には、大人子ども共にコロナ禍からの運動不足解消のため、波の上ビーチで安全に遊ぶ方法や公園での逃走中も企画している。
50講座開催!
講座はこれまで(2024年6月時点)累計50回以上実施。
取材当日は、家族の自然治癒力をあげる看護師コーチ安東麻美さんによる「予防接種を受ける前に考えてみよう~勉強会~」が行われていた。
他にも今日の献立はどうしようかと迷ったときの「献立講座」から、明るく楽しく、お金の居場所を変えるだけで出来る「マネー講座」、インドで結婚、出産を経験した方の「性教育」などママや女性が気になる多様な講座を行ってきた。
子どもも同席OKなのがアイマイミー講座のポイントのひとつでもある。
子育てママの学校
またアイマイミーでは「子育てママの学校」も行っている。これまで22名の卒業生がいる。
今回取材を行った講座にも卒業生がおり、当初自信のなかったママが取材当日には活き活きと発言している姿が印象的だった。
本永代表のお話
代表を務める本永万希子さん。18歳と小学2年生のママ。
個人事業では「私のための私時間」を運営しており、ビジネス占星術で発信も行っている。その他、那覇市創業支援センターや言語聴覚師、発達凸凹ちゃんの補助員をしながら病院にも務めている。
沖縄県生まれ、東京都町田市育ち。
18歳で沖縄に戻り、様々な職に就きつつ、紆余曲折ありつつ旦那さんと出逢った。
1年間つわりに苦しみ、育児はうまくいかないと子どもが6か月で家出することもあった。
本永さんの転機
転機となったのは旦那さんの転勤で3年間、千葉県南行得に移り住んだときだった。
知りたい子育て情報が何所に行けば入手できるか分からず、
「情報掴むのこんなに大変なのか」
と一人悩み、「孤育て」状態になったことだった。
そんな中、同じように転勤で社宅に住んでいたひがみさこさん(写真右)と出会い、悩みを共有する「ママの作戦会議室」が行われるようになった。子ども達同士の交流も生まれ、社宅が本永さんたちにとっての子育て支援センターとなった。
沖縄に戻ってから
その後沖縄に戻ってからもママの作戦会議室は継続して行っていた。その様子を見ていた周りからは「マキさんのやってることは良いことだよ!」と言われるように。
インタビューの中で「言葉での応援が一番!」と言った本永さん。その言葉通り当時の本永さんも後押しされ、銘苅小学校で「転勤族のママの会」を開催。その後も周りの声から単発講座や夏休みにはおきみゅーでキャンドル講座など様々な企画を行っていった。
さまざまな繋がり
活動も7年目、「クラファンやったら?」との声を受け、なは市民活動支援センターへ相談に行き、それをきっかけに行政との繋がりもできていった。
またSNSなどで発信していたこともあり企業の社長とも繋がっていった。そこで本永さんは経営者の仕事は人と会う事を知った。そのため自分じゃなくても出来ることは人に振っていこうという考え方に変わった。
ママ達を光らせたい
本永さんは活動を進めていく中で段々と「ママ達を光らせたい」という思いが芽生えてきた。
そのきっかけは転勤時代から交流の続いていた ひがさん だった。
ひがさんの下の子が幼稚園に入る頃、時間の制約も考えひがさんは家で出来る仕事を探していた。そのときママの作戦会議室で、
「私は何も持ってないから適当なところで働こうかな」
と本永さんたちに打ち明けると、本永さんは「そんなことない!」と、ひがさん個人としてやりたいことを聞き出し、背中を押した。
デザインの学校を出ていたひがさんは、雑誌制作に携わりたいことを話し、最終的に雑誌に携わる仕事をすることができた。今ではWEBデザイナーとして個人で活動をしている。
「私なんて出来ることはないって言ってたけど、夢を叶えることができた」
と、その頃を振り返り話すひがさんの姿は輝いて見えた。
やりたいことを口に出す
「仲間との向上心。そして、やる気・元気・パッションで周りの人たちも変わっていった」
と語る本永さん。
アイマイミーを通して、生徒側だった人たちが自信を持ち、講師側に回ったり、起業するママも今では増えてきている。自分が誰かの役に立てることに気づき、やりたいことを口に出すことで夢が叶うことを本永さんやアイマイミーに関わってきた人たちが体現している。
「やりたいことを話すのはもちろん、苦しい時に話せる仲間がいるのも大切。女性って話したら上手くいくもの」
と笑顔で話した。
今後はアイマイミーの活動が広がり、他市町村まで広げていければと、本永さんは口に出した。
活動に関して
開催場所:なは市民協働プラザ(那覇市銘苅2丁目3-1)
ホームページ:https://imyme.hp.peraichi.com/
Instagram:@imyme0812(hhttps://www.instagram.com/imyme0812)